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ブログ再開しました!


by kanjokyoiku

第一稿提出

先ほど、博論の第一稿を提出した。ページ数は313ページ(参考文献含む)。博論の各論執筆ではジャーナル論文を書く感じでサクサクとやっつけていたけれど、いざConclusionとintroductionを書くとなった際に時間がかかってしまった。脱稿は3月19日だったんだけれど、提出がなぜ26日午前までにずれ込んでしまったかをハッキリさせておくと、全部のチャプターを読み返して整合性を整えたのに加えて、今回初めて使ったproofreaderの質が最悪だったという。仲のいい米国人の友人の紹介でproofreaderを紹介してもらったんだけれど、その人が最近フルタイムの仕事をゲットしたとかが理由で〆切を守らないので(仕事の質は悪くはなかった)、American Manuscript Editors(アメリカン・マニュスクリプト・エディターズ) というオンラインサービスにお願いしてみた。このサービスはドラフトを受け取ってクレジットカード経由での入金を確認してから48時間以内なら一単語いくら、72時間以内なら一単語いくらという感じで価格が設定されているサービス。もちろん、短い時間ほど金額は高くなる。

で、試してみた結論なんだけれど、このサービスにはフリーランスのproofreaderが所属していることもあって、当たり外れがとてつもなくでかい。私は3つのドラフトをお願いしたんだけれど、提示した時間内にproofreadされて戻ってきたのは1つのみ。あとの2つ(48時間のサービスと72時間のサービスでお願いしていた)は時間通りに帰ってこなかった。48時間以内のサービスでお願いしていたproofreader の方はちゃんとdeadline前に「ちょっと遅れます。これから24時間以内に終わらせます」とメールをくれた(宇宙の分野で博士号を持っている方だった!)。また、その後(48 時間以内ではなかったものの)すぐにしっかりとproofreadされたドラフトが来た(さすが博士号を取っているだけあってクオリティーも高かった)。

72時間のサービスでお願いしていたproofreaderからは 72時間を経過しても何も連絡なし。80時間くらい経ったので、連絡フォームからメールを送っても連絡なし。仕方ないのでサービスを展開しているAmerican Manuscript Editorsにもメールを送ってみたものの、これも連絡なし。連絡フォームを通しての連絡手段以外に他の手段が無いので、問題のproofreaderに再度ちょっときつめのメールを送ったところ、私が入金を済ませてから90時間後にようやく返信で「今まだproofreadしています。あと、2〜3時間後にはドラフトをお送りします」とのこと。1時間半くらいしたのちにproofreadされたドラフトが戻ってきたんだけれど(入金してから91.5時間。マジで金返して欲しい)、クオリティーが最悪で、しかも1時間くらい前からproofreadを始めたのが記録からバレバレ。私にメールを出してから仕事を始めたのではないか・・。

ということで、もうAmerican Manuscript Editorsはいいかなと思った次第でした。米国の大学院で博士号を取ろうとしている人間が(ってもう言ってもいいと思う)、こんなサービスを使わなければいけないというのは、この5年間で私が英語にマジメに取り組んでこなかったから。こんなサービスに頼らないで独り立ちできるようもっともっと努力しなければなりませんな!ともかく、明日からまた切り替えて少しでもいい博論にしていこう。

博論の終わりにずっと聞いていた曲はショパンでした。ショパンは修論執筆のときによく聴いていた。原点回帰のような感じ。


by kanjokyoiku | 2015-03-26 02:29 | 日常雑記