採点終了、そして辰吉丈一郎がいかに偉大かについて
2011年 10月 25日
37人分のペーパーの採点が終了。時間かかりすぎたと思うのだが、自分の生徒が熱心に書いたペーパーなんだからテキトーにやるのもどうかと思いガッツリと読んだ。ちかりた。その間、久しぶりに辰吉丈一郎の映像を見た。辰吉丈一郎は私のヒーローの一人(1994年12月4日の辰吉vs薬師寺のタイトルマッチを忘れることは生涯ないだろう)。私にとってキングカズや野村忠宏に匹敵する漢の中の漢なのである(漢=すべて「オトコ」と読んでください)。まずは、その辰吉の渡辺一久に対する熱いメッセージを聴いていただきたい。
最後の最後の言葉。「空手バカ一代ってあったでしょ。あれの世界ですよ。・・何かの記録を持ってたり作ったり、なんやかんやと頂点を目指すというのは・・興味ない人間から見たらバカじゃないのあいつはっていうのが・・・天下取る人間だと思う」。
まさにそうだと私も思う。
才能があるのに一つのことに打ち込めない人間は、今の自分にとって何が大切かorそうでないかが見えなくなりがちなので、周りの人間(一つのことに打ち込んでいるような人間とか)に振り回されて、結局泣かず飛ばずで終わってしまう。とくに、私が現在暮らしているロサンゼルスというところは、いろんな業界の方々との出会いの機会が多い分(これはものすごく恵まれていることなんだけれど)、自分をしっかりと持っていないと空回りして自分を見失ってしまうという可能性がけっこう大きい気もする(こういう点からみても、スタンフォード、イエール、プリンストン、ハーバードのような大学は、ロスにある大学に比べると一つのことに打ち込みやすい環境にあると言える)。人と出会うのも大切、しかしそれより大切なのは今の自分にしかできないことに打ち込むこと。ロスにいるということのマイナス面/危険性に気がついた夜。うむ。
最後の最後の言葉。「空手バカ一代ってあったでしょ。あれの世界ですよ。・・何かの記録を持ってたり作ったり、なんやかんやと頂点を目指すというのは・・興味ない人間から見たらバカじゃないのあいつはっていうのが・・・天下取る人間だと思う」。
まさにそうだと私も思う。
才能があるのに一つのことに打ち込めない人間は、今の自分にとって何が大切かorそうでないかが見えなくなりがちなので、周りの人間(一つのことに打ち込んでいるような人間とか)に振り回されて、結局泣かず飛ばずで終わってしまう。とくに、私が現在暮らしているロサンゼルスというところは、いろんな業界の方々との出会いの機会が多い分(これはものすごく恵まれていることなんだけれど)、自分をしっかりと持っていないと空回りして自分を見失ってしまうという可能性がけっこう大きい気もする(こういう点からみても、スタンフォード、イエール、プリンストン、ハーバードのような大学は、ロスにある大学に比べると一つのことに打ち込みやすい環境にあると言える)。人と出会うのも大切、しかしそれより大切なのは今の自分にしかできないことに打ち込むこと。ロスにいるということのマイナス面/危険性に気がついた夜。うむ。
by kanjokyoiku
| 2011-10-25 02:23
| 日常雑記