人気ブログランキング | 話題のタグを見る

ブログ再開しました!


by kanjokyoiku

英語に苦戦しながらストIVに学ぶ日々

今週末は共同研究のペーパーの執筆と採点、そして課題図書の読み込みに終わった。それにしても、博論執筆時期にもかかわらず英語の実力がまだまだ足りない。ガチで人文学の書籍とかになるとラテン語とフランス語がガンガン出てきて、その都度辞書を引く→記憶する→忘れる→しぶとく記憶する、の繰り返し。今日の共同研究ペーパーの執筆でも、まだスラスラと英語で自分の納得できるような文章を書くことができない。ううむ。

最近、仕事に飽きたらiPadでストリートファイタVI Voltをやっているんだけれど、そこに出てくるキャラクターのリューにけっこう励まされている。リューは何一つ傷を負うことなく対戦相手をしばき倒しても、

「真の格闘家への道はまだ遠い!!」

とあたかも自分に言い聞かせるがごとく絶叫するのがお約束となっている。当初は「こいつはなんで毎回絶叫するのだ?」と思っていたものの、年を重ねるにつれて「やはり、求道者とはこうでなければならない」と転向。30歳を越えてついにリュウ信者となってしまった。

私は常々、日本語障壁(日本語が母語でない人間を市場から排除する言語/文化/規範の壁)がなくても自分で仕事がつくれるような人間になりたいと思っている。そのために、必要不可欠な能力の一つが英語だ。英語もほかの仕事(ここには、筋トレをふくめてもいいだろう)と同様、慢心したりサボったりすればすぐに劣化する。また、数々の留学生の友人を見ていて思うことだけれど、リュウのような求道者的な姿勢で臨まない限り、留学しても英語を体得することはないと断言できる。ダメな人ほど、たわいもないことですぐに有頂天になるのは世の常だけれど、これは英語の習得にかんしても同様で「英語で電話ができる」「英語で学会発表ができる」「英語で米国人の学生相手に講義が出来る」程度で有頂天になっているようでは、そこで終わってしまうのだ。

この夏の帰国が決まったことから、今年米国にいられるのもあと数ヶ月。米国にいるという地の利を最大限生かしていきたいと思う。時間がかかっているガチ人文学の本との対話を終えたら、きっと見えてくるものがあるだろうと信じたい。少しでも師匠に追いつくために頑張ろう。
by kanjokyoiku | 2014-04-21 00:26 | 日常雑記